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お客様から理容鋏・美容鋏についてご質問される事をQ&Aにしてみました。たくさんの方が?と思われている事ばかりを集め、分かりやすく説明してみました。理容鋏・美容鋏について疑問などありましたらメールなどでお問い合わせ下さい。
E-mail info@yamabata-hasami.com
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= どうして鋏は高価なの? = |
*流通経路から
はさみ製造元 → メーカー(問屋さん) → ディーラー(店) → お客様
メーカー経由の場合、割高感がありますが、メンテナンスもしっかりしていますのでそちらをお勧めします。 そして修理に出される場合にもメーカー出しになると、製造元での修理になりますから、色んな面でのはさみのケアーをして頂く事が出来ます。
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*素材から
耐摩耗性・耐蝕性等の高品質を求めていきますと、1丁1丁のコストが高くつきます。 |
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*作業工程から
細部にわたり作業工程が多く、気の抜ける作業がありません。長年の経験で造られる逸品だからです。 完成まで理容師・美容師の皆様のお声を、反映出来るはさみ造りを心がけている為に、手間ひまがかかります。
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= 良い鋏とは? = |
*よく切れて、切れ味が持続する。髪を切った時に抵抗感がない。
*素材(鋼材)に合った熱処理(焼き入れ)が出来ている。
*手・指等に負担がかからずにバランス良く手になじむ
*価格が高いとか、安いではなく、お客様気が気に入られたはさみが良いはさみなのです。
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= 切れなくなったら? = |
濡れティッシュが切れなくなったり、髪の毛が逃げたりするような症状が出てきたら
そのまま使用されますと刃のかみ合わせ等も悪くなり、はさみの寿命も短くなります。
切れなくなったら直ぐに修理に出される事をお勧めします。
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= 修理に出すと時間がかかるのは何故? |
大切な自分のはさみが、手元を離れてしまう時間が長ければ心配になるのは当然です。
お客様のお話を聞きますと、“2〜3ヶ月くらいかかった”とお聞きした事があります。
先に述べましたように、流通経路などの関係で遅くなる事もありますが、逆にメーカー
出しになっていると安心できる修理依頼になっているはずです。
お客様 → ディーラー(店) → メーカー(問屋) → 製造元→ メーカー(問屋) →ディーラー(店) → お客様
修理に出されたはさみが、手元に帰ってきたら重さ・形態が変わっていたとか切れないという事をまれにお聞きします。製造以外での修理はダメと言う事ではなく、そのはさみの特長等がわからない場合が多い為に、そのはさみに対して適正な修理ができにくいという事です。製造元での修理は、研ぎ・調整以外にもはさみの汚れ落としとか、部品などの交換も場合によってはサービスして頂けるでしょう。
研ぎ・調整は、はさみによっては出来ないものもあります。研ぐだけの場合にはすべて可能ですが、調整ができないはさみもまれですがあります。熱処理などの関係で、はさみの曲がりの修正が出来ない為です。(はさみをたたいての微調整が出来ない為)はさみの曲がりが悪い為に、研ぎは出来ているが切れないという事です。お客様の大事な道具であるはさみを“折ってしまった”では取り返しがつきません。その場合にはお客様の了解を得てからの修理になります。
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